國和産業「山柿庵やま柿」の干し柿お菓子

岡山の柿菓房「山柿庵（さんしあん）」のロングセラー「やま柿」をお届けします。純国産干し柿にこだわり、干し柿特有の風味と自然の甘味が楽しめる一品は、まるで高級和菓子のよう。お茶菓子はもちろん、ドライフルーツとして乳製品やお酒とも好相性。一口サイズが食べやすく、オードブルの一品としてもお楽しみいただけます。

國和産業 株式会社は、九州出身の創業者が1971年に設立した柿菓房。桃やぶどう栽培がメインの岡山で、渋柿「西条柿」が生産されていることを知った創業者が、伝統茶菓「柿巻」づくりをスタートさせました。

「柿巻」とは、九州や岡山の一部の柿の産地に伝わるお菓子で、やわらかな干し柿を一つひとつ開き、種とヘタを取り除いたものを重ねて巻き上げた甘味。

國和産業は創業以来、この「柿巻」の味を磨き続け、土産菓子として日本全国のお客様に届けてきました。2009年には、自社ブランド「柿菓房 山柿庵（さんしあん）」を立ち上げ、「柿のことなら國和産業」と言われるほど、柿製品の製造技術にこだわり続けています。

干し柿は、熱を入れると渋みが戻ってしまうため、熱殺菌ができません。賞味期限が短く、変色しやすい取り扱いにくい素材を、柿本来の味わいを残したまま日持ちする美味しいお菓子に加工できるのは、創業以来培ってきた製造・品質管理技術の賜物です。

2019年には、国産干し柿を求めて日本全国の柿の生産者を訪問。データ以上に生産者の高齢化が進んでいる実態を目の当たりにし、「このままだと本当に日本の柿農業がなくなってしまう」という強い危機感を抱きました。現在では和歌山や徳島といった産地から国産柿を仕入れたり、自社農園で柿の栽培を行ったりして、国産柿に力を入れています。

純国産柿にこだわった「柿巻」を一口サイズにスライスし美しい個包装に仕上げたのが、國和産業の大人気ロングセラー「やま柿」です。

ヘタや種を取り除いた干し柿を重ね巻いて仕上げる、という昔ながらの工程はそのまま、すべて手作りで行うのがこだわり。干し柿本来の美味しさを、種やヘタなどを気にすることなく気軽に堪能できるのが魅力です。

2001年に誕生した翌年には、第24回全国菓子大博覧会にて『名誉総裁賞（技術部門）』を、2024年には農林水産省主催の「日本の魅力伝える食体験」の優秀商品の1つに選定。海外に向けて日本の食文化の魅力を伝える逸品に認められています。

干し柿より身が詰まった食感があり、種やヘタを気にせず、一口で上品にお楽しみいただけます。

和菓子のような高級感があり、お茶菓子としてだけでなく、ドライフルーツのように乳製品やお酒とも相性抜群。チーズやバターを添えて白ワインや梅酒のお供や、オードブルの一品としてもお楽しみいただけます。

口に運べば「柿のお菓子って、こんなに美味しいんだ」と新たな魅力に驚くこと間違いなし。海外の方からも好評で、お土産ギフトにもぴったりです。日本の柿文化を伝えながらも、今のテーブルにもぴったりな「やま柿」をぜひ一度お試しください。