長野県 穂高ブルワリー クラフトビール「穂高ビール」

長野・穂高ブルワリー
クラフトビール「穂高ビール」

長野県安曇野市にある「穂高ブルワリー」。老舗菓子メーカーがクラフトビールづくりのため、澄んだ空気と清らかな水を求め、この地に開いた小さな醸造所。北アルプスの伏流水と安曇野産ホップから生まれる「穂高ビール」は、無濾過・非加熱の “ 生ビール ” 。料理との合わせやすさを大切にしたエールビールををぜひ一度お試しください。

安曇野の自然が生み出す生ビール

  • 安曇野の自然が生み出す生ビール
「穂高ブルワリー」は、お菓子のマシュマロをメインに製造する老舗菓子メーカー エイワが、1997年に創設した小さな醸造所。1994年の酒税法改正以降、次々と誕生した地ビールメーカーの多くが撤退という道を辿る中、北アルプスの伏流水安曇野産ホップを使ったこだわりの “ 生 ” クラフトビールをつくり続けています。

瓶スタイルが懐かしい4種のビールは、安曇野への恩返しに繋がれば…という想いから、地元の安曇野市を中心にレストランやホテル、観光地の売店、Jリーグスタジアムなど約150箇所で販売されています。

洋食から和食まで楽しめるビール

  • 洋食から和食まで楽しめるビール
ドイツやベルギーのビールづくりを視察し、大手とは異なる小規模ならではのビールづくりを模索する中でたどり着いたコンセプトが、「食事に合うビール」。それを目指し1997年に誕生したのが、無濾過のにごりを残した生ビール「アルト」と「ケルシュ」です。

ドイツのデュッセルドルフ地方でつくられている「アルト」は、伝統的なビールで、苦味・甘味・コクのバランスがよく、ソーセージや豚肉料理、角煮などと好相性。同じくケルン地方の伝統ビール「ケルシュ」は、飲みやすさが特徴で天ぷら・水炊き・餃子などとよく合います。

2011年の品評会「ジャパン・アジア・ビアカップ」に初出品すると、ジャーマンエール部門で金賞・銀賞のダブル受賞を獲得しました。

安曇野産ホップの栽培を復活

  • 安曇野産ホップの栽培を復活
2016年頃からは、「地産地消という考えのもと、地元・安曇野産のホップを使った特色のあるビールづくり」を目指し、長野で50年ほど前に行われていたホップ栽培に挑戦。行政と安曇野の農家とともに安曇野産ホップの栽培をスタートさせました。

栽培品種は、昔と同じ「信州早生」。苦味を生む「ビターホップ」と香りに作用する「アロマホップ」の中間にある品種で、爽やかさと苦味穏やかな香りがあるのが特徴。

そんな安曇野産ホップを使用しつくられているのが、苦味と琥珀色が特徴の「ペールエール」と優しい口当たりの白ビール「ヴァイツェン」。今では「アルト」と「ケルシュ」を含めた4種すべてに安曇野産ホップを使用しています。

風味も香りもそのままお届け

  • 風味も香りもそのままお届け
こだわりのホップから生まれる酵母の甘味・旨味・コクを楽しんでいただきたいと、無濾過&非加熱にこだわります生きた酵母をお届けするため、要冷蔵・賞味期限50日という繊細なビールではありますが、それだけに “ できたて ” ならではのおいしさが味わえるのが特長。

個性重視のクラフトビールというよりかは、料理と一緒に「もっとビールが飲みたい」と思うような、控えめなバランスを狙った仕上がりです。食事のなかでトータルで選ばれるビールは、東京の蕎麦店など日本料理店で扱われることも多いのだそう。

日常の中にあるちょっとしたお祝いや自分へのご褒美、お世話になった方へのギフトにぜひ一度お試しください。

株式会社 エイワ

1957年創業の老舗菓子メーカー。1997年からクラフトビール製造に参入。澄んだ空気と清らかな水を求め、安曇野の地に醸造所「穂高ブルワリー」を設立。地産地消をテーマに地元・安曇野産のホップを使ったこだわりのビールづくりを行っています。穂高岳のラベルが目印の瓶スタイルのビールは、工場できたてのおいしさを全国へ届けています。
【所在地】長野県安曇野市穂高北穂高2845-7