鹿児島 きりしま高原麦酒「霧島高原ビール」

鹿児島・老舗種麹蔵
きりしま高原麦酒
霧島高原ビール

霧島高原ビールが生み出す「きりしま高原麦酒」は、キレ・コク・まろやかさが光る、味で勝負のクラフトビール。霧島高原ビールを手掛けるのは、全国8割の焼酎メーカーに焼酎の種麹を提供する鹿児島の老舗種麹蔵。「微生物のプロ」の技とチェコで買い付けた厳選素材が生み出す種麹屋の自信作は、ビール好きな方へぜひおすすめしたい逸品です。

老舗種麹屋が手がける蔵元

  • 老舗種麹屋が手がける蔵元
鹿児島県の中央部に位置する自然豊かな地、霧島市。そんな霧島市にある「きりしま高原麦酒」は、老舗種麹屋 河内源一郎商店が手がける、焼酎とビールの蔵元。

河内源一郎商店の創業者であり、“ 近代焼酎の父 ” といわれる河内源一郎は、焼酎を飛躍的に美味しくする麹菌を発見したのち、 全国の蔵元にその活用法を広めた人物。以来、河内源一郎商店は「微生物のプロ」として、多くの焼酎メーカーに麹づくりの元種となる「種麹」を届け、現在でも全国の焼酎メーカーの約8割に種麹を提供しています。

世界行脚で出会ったチェコの麦酒

  • 世界行脚で出会ったチェコの麦酒
アルコールを扱う者にとってビール造りはロマンであり、全国の焼酎メーカーに多様な製造技術を伝える提案力にも繋がる。そう考えた河内源一郎商店は、新たにビール造りに挑戦。

まずは理想のビールを求め、世界の旅へ。ドイツ・ニュルンベルグのオクトーバーフェスで、会場中のビールを飲んで回り、その美味しさに感動していた時、「チェコのビールはさらに美味しい」という情報を入手。こうして出会ったのがチェコのピルスナービールです。

“ 三日酔い ” の状態でもキレがあってすっきりと飲みやすく、まさに「何杯でも飲める」という謳い文句通りの美味しさでした。

チェコの素材と種麹屋のノウハウ

  • チェコの素材と種麹屋のノウハウ
チェコのビール工場を端から回り繰り返し熱意を伝えると、ついに原料・製法、そして醸造設備を丸ごと日本に直輸入することに成功。

チェコのブルワリーから直接買い付けするチェコの麦芽・ホップ・ビール酵母を武器に、100年続く種麹屋の技と清らかな霧島の地下水を掛け合わせ誕生したのが「霧島高原ビール」です。

水に溶かした麦芽を数回に分けて煮沸して麦芽糖をつくる「デコクション製法」、蓋のないタンクで外気にさらしながら発酵させる「開放発酵」、人工的な炭酸ではなく、菌の発酵が生み出す自然の炭酸ガスを利用する「ナチュラルカーボネーション」など、手間がかかるうえに雑菌の混入リスクが伴う伝統製法をあえて行うことで、雑味を抑え、キレ・コク・まろやかさが光る、理想のビールを実現しています。

違いを実感。瓶のクラフトビール

  • 違いを実感。瓶のクラフトビール
「霧島高原ビール」をレストランで提供すると、生産が追い付かないほど大人気に。そんな “ 生 ” の味わいを閉じ込めるため、こだわったのがで提供すること。風味を損なう殺菌処理をしないため、缶ビールでは味わえないできたての美味しさをお楽しみいただけます。

ビール好きな方に知られる「きりしま高原麦酒」ですが、チェコビールのおいしさはまだまだ知る人ぞ知る存在。自社で運営する、麹と焼酎とビールのテーマパーク「バレルバレープラハ&GEN」で試飲したお客様がリピーターとなり、口コミでおいしさが広がっているのだそう。

職人たちのこだわりが感じられる、鹿児島のクラフトビールは、ご自宅用はもちろんギフトにもおすすめです。

きりしま高原麦酒 株式会社

日本有数の種麹屋 河内源一郎商店グループが1995年にオープンしたビールと焼酎の蔵元。アルコールに携わる職人が追求した理想のビール「霧島高原ビール」をはじめ、リラックス成分CBD(カンナビジオール)オイルを配合した発泡酒など、新たなビール造りにも積極的。醸造設備を一から製造するなど、理想の酒造りにかける情熱に今後も目が離せません。
【所在地】鹿児島県霧島市溝辺町麓876-15