金沢 加賀麩不室屋のギフトセット 即席おすましと味噌汁

お麩の老舗「加賀麩不室屋」自慢の彩り麩「花麩」を使った、おすましとお味噌汁。伝統製法と職人技が生み出す、つるんと弾力のあるお麩の食感。お湯を注ぐとあっという間に華やかなお椀が完成する楽しい仕掛け。美味しさと遊び心が詰まった一椀は、ハレの日の食卓や贈り物に喜ばれています。

金沢を代表する食文化のひとつ、加賀麩。料亭の治部煮に使われる「すだれ麩」やお椀を華やかに彩る「彩り麩」など、加賀は生麩・飾り麩の産地として有名。そんな伝統のお麩を食べやすい形で発信しているお麩の老舗「加賀麩不室屋」。

1990年に考案した看板商品「ふやき御汁 宝の麩」は、お湯を注ぐだけで簡単に完成する即席吸い物の先駆け的商品。海外留学をしていた6代目の健康を祈る、母ごころから誕生しました。

不室屋の強みは、伝統製法と職人技をいかしたお麩づくり。なかでも花型の鉄板で焼き上げる「花麩」が自慢です。焼きむらや穴あきがないよう、一つ一つ丁寧に手づくりした「花麩」は、見た目の美しさはもちろん、つるんと美味しい食感が魅力。

そんな華やかな「花麩」を食べやすい形で全国へ広めたい！と2022年に考案したのが、花麩のためのお椀「花麩椀」。ふやき最中にピンクや紫の彩り豊かな「花麩」を詰めました。

お椀で味わう際、「花麩」の柔らかくもちっとした食感を楽しめるよう、あえて弾力が感じられる仕上がりを目指しました。

そのために重要な要素が、グルテンと小麦粉の配合バランス。その日の温度や湿度に合わせ、職人の手の感触を頼りに配合の加減を見極めます。ベストバランスでつくり上げた生地を丁寧に焼き上げることで、柔らかくしなやかなお麩が完成。

ふやき最中にすべての具材を入れて閉じる最終工程は、あえて人の手で。母ごころから生まれた即席椀という原点を今も大切にしています。

「お麩をもっと身近に感じていただきたい！」と、加賀麩の老舗が世に送り出した一品。

ふやき最中の中央に穴をあけ、お湯を注ぐと中から色彩豊かな「花麩」と具材が次々に飛び出す。そんな楽しい仕掛けと華やかでかわいいパッケージが、気分を盛り上げてくれます。お正月や母の日などのお祝いの席に、またちょっとしたお礼や手土産にもおすすめ。

お湯を入れるだけで本格的なお椀が完成するため、お餅を入れてお雑煮や軽く済ませたい夜食に出すという使い方も。彩り豊かに咲く花に癒され、身も心も温まる「花麩椀」をぜひ一度お試しください。