秋田の伝統工芸「樺細工」冨岡商店の茶筒

秋田の伝統工芸
「樺細工」
冨岡商店の茶筒

長く愛用できるもの、本当に気に入ったものだけを持つ。そんな大人にぴったりな秋田の伝統工芸品「樺細工(かばざいく)」。武家屋敷と枝垂れ桜の町、秋田県角館で生み出される美しい茶筒シリーズは、特別なお手入れは不要で末永く使える一品。使うほどに深まる美しい色艶、冨岡商店ならではの遊び心あるデザインをお楽しみください。

美と実用を両立。樺細工の茶筒

  • 美と実用を両立。樺細工の茶筒
秋田の伝統工芸「樺細工」は、世界に類を見ない樹皮芸術。天然山桜の樹皮を削ると現れる、美しい色彩。磨けば光る漆のような光沢。古より補強材に使われてきた強靭さ。樹皮そのものがもつ防湿防乾抗菌の作用など。そんな山桜の特長を活かした樺細工の茶筒。

外気の熱を伝えず茶葉を安定した状態でキープ。一夏越しても茶葉の風味が変わりません。冨岡商店では、筒の表面と内側、蓋、すべてに桜皮(山桜の樹皮)を使用した「総皮づくり」の茶筒を多数取り揃えています。

世代を超えて豊かさを紡ぐ日用品

  • 世代を超えて豊かさを紡ぐ日用品
日々、触れることが最高のお手入れになる樺細工。人の手が木肌に適度な湿り気を与えるため、思いついた時に柔らかな布でからぶきするだけで特別なお手入れは不要。使い込むほどに山桜特有の深いあめ色になり、経年変化をお楽しみいただけます。簡単ケアで伝統工芸を暮らしに取り入れてみたい方におすすめです。

破損したら修理も可能なため、まさに一生もの。世代から世代へ大切にしてきた暮らし方や思い出を伝える、お気に入りの道具となることでしょう。

悠久の知恵と技を今の暮らしに

  • 悠久の知恵と技を今の暮らしに
山桜は、縄文時代前期から日本人の暮らしを支えてきたサステナブル素材。一度切っても50年サイクルで伐採が可能です。山とともに暮らす伝統を大切に樺細工職人自らが山に分け入り、秋田や岩手の夏の恵みをいただきます。

最も美しい色が出るタイミングを見極めて均一に削ること、高温で樹皮が罅(は)ぜないよう水でコテの温度調整をしながら膠(にかわ)で丁寧に接着することなど、茶筒をつくる工程のなかでも樹皮を削る工程と貼り付けの工程は最難関。全11工程を一つ一つ丁寧に行い、ぴたっと密閉性の高い、美しい茶筒に仕上げます。

オブジェになる、美しい意匠

  • オブジェになる、美しい意匠
制約の多い伝統工芸の世界にデザイン力を組み入れ、新たな樺細工を発信する冨岡商店。「展開図が描ければ、もっと遊び心のあるかたちがつくれるはず」と数々のデザイナーとのコラボ商品も多数。

桜のチラシ皮と無地皮の混在が楽しい「上底ボカシ茶筒」、桜皮と秋田杉を使った「茶筒 マキマキ」、一年がかりで展開図を完成させた「変形の茶筒」シリーズなどが注目されています。

日本茶・紅茶など各種茶葉やコーヒー豆の保存ができるため、いろいろなデザインをリビングやキッチンに並べて眺める…なんて贅沢な楽しみも。美しい茶筒は、生活に豊かな潤いをもたらしてくれることでしょう。

  • 有限会社 冨岡商店

有限会社 冨岡商店

創業1970年の樺細工問屋。オリジナル商品や北東北の生活雑貨を中心に、自身の審美眼に合った日本の伝統工芸品を発信。職人技とデザイン力で、ドイツ・フランクフルトの見本市「アンビエンテ」やフランス・パリで行われる世界最高峰のインテリア&デザインのトレードショー「メゾン・エ・オブジェ」に出展。「変形の茶筒」シリーズは「第46回全国伝統的工芸品コンクール」入賞商品。
【所在地】秋田県仙北市角館町東勝楽丁2-2