クローズアップ事業者特集/鹿児島県/鹿児島産黒毛和牛「小田牛」の小田畜産
黒毛和牛専門農場直送
鹿児島の生産者ブランド「小田牛」
牧場と家庭の食卓を直接つなぐ「ファームトゥテーブル(Farm to table)」を実践する小田畜産。こだわりのエサを与え、大切に育てた「小田牛」は、人肌でとけ出す、融点の低い脂が最大の特徴。甘くとろける、さっぱりした肉のうまみが自慢です。
“ 味 ” 重視の黒毛和牛
畜産業が盛んな、鹿児島県南さつま市で黒毛和牛の生産農場を営む小田畜産。日本の一般家庭で食べることができる、おいしい黒毛和牛をつくりたい。そんな思いを実現するため、市場価値の高い “ 等級 ” ではなく、 “ 味 ” を重視した黒毛和牛ブランド「小田牛」を販売しています。
「日本の牛ならではのおいしさは、米食にある」と考える小田畜産では、米と大麦の配合を高めたオリジナルのエサを与えます。特に米は、人が食べるために育てられたものを精米し、消化吸収しやすいよう、細かくすりつぶして与えているのだそう。
「日本の牛ならではのおいしさは、米食にある」と考える小田畜産では、米と大麦の配合を高めたオリジナルのエサを与えます。特に米は、人が食べるために育てられたものを精米し、消化吸収しやすいよう、細かくすりつぶして与えているのだそう。
世界に広がる「小田牛」ブランド
松阪牛や山形牛などの地域ブランドではなく、生産者ブランドとして勝負する「小田牛」。サシや見た目だけではなく、肉の味を重視するお客さまから愛され、日本のみならず、台湾や香港など海外の食通にもファンが多いのだそう。そのため、ミシュランガイドに掲載される、海外の有名店からも注文が入ります。
小田畜産では、物流コストがかかる九州から、黒毛和牛のおいしさをそのまま届けるため、肉の組織を壊さずに急速凍結する最新の技術を導入し、拡大する国内外からのニーズに応えます。
小田畜産では、物流コストがかかる九州から、黒毛和牛のおいしさをそのまま届けるため、肉の組織を壊さずに急速凍結する最新の技術を導入し、拡大する国内外からのニーズに応えます。
甘くてとろけ、あと味はさっぱり
小田牛の最大の特徴は、人肌でとけ出す、融点の低い脂。口に入れると、甘くとろけるような肉のうまみが広がり、さっぱりしたあと味は、女性からも好まれています。
肉の臭みは、飼育日数により左右されるといわれていますが、小田畜産では食べごろを逃さないよう、管理体制にも力を入れ、個体差にかかわらず品質の高い牛肉を出荷するよう努めているのだそう。
肉の臭みは、飼育日数により左右されるといわれていますが、小田畜産では食べごろを逃さないよう、管理体制にも力を入れ、個体差にかかわらず品質の高い牛肉を出荷するよう努めているのだそう。
徹底したお客さま重視の姿勢
自分たちが大切に育てた牛を、直接お客さまにお届けしたい。世界的に広がりを見せる「ファームトゥテーブル(Farm to table)」という概念に通じる思いを、大切にする小田畜産。他に先駆け、生産者直営のレストランや焼肉店をオープンしたり、通販事業では必ずアンケートを集めたり、お客さまとの距離をぐっと近づける工夫をしてきました。
生産者と消費者が直接つながり、商品だけでなく環境保全や地域・社会への配慮といった思いを一つにする。そうした気持ちから、鹿児島産の釜だき塩を焼肉商品に取り入れるなど、地域活性化を意識した取り組みも進めています。
生産者と消費者が直接つながり、商品だけでなく環境保全や地域・社会への配慮といった思いを一つにする。そうした気持ちから、鹿児島産の釜だき塩を焼肉商品に取り入れるなど、地域活性化を意識した取り組みも進めています。
有限会社 小田畜産(鹿児島県南さつま市)
鹿児島県の南部、薩摩半島に位置する南さつま市で、1971年に畜産業を開始。自社の生産農場で育てた、鹿児島県産黒毛和牛の販売を行っています。エサにこだわり、理想の肉質を追求した「小田牛」ブランドは、生産者の名を冠した自信作。焼肉の際には、タレではなく塩でいただき、ぜひ素材の味をご堪能いただきたい逸品です。