伊勢神宮 醸造元 糀屋の「糀ぷりん」

日本のパワースポット 伊勢神宮のお膝元で、創業200年の味噌醤油醸造元がつくる、糀発酵スイーツ「糀ぷりん」。三重県産コシヒカリと厳選卵で、とろけるような舌ざわりを実現。たまり醤油と甘こうじの隠し味で、コクと旨味をグーンとアップさせました。老舗糀屋の自信作は、ギフトにも大変喜ばれています。

美しい海や川、連なる山々など豊かな自然に恵まれた地、三重県伊勢市。なかでも伊勢神宮は、“ 日本人の心のふるさと ” として多くの人が参拝に訪れる特別な場所。

そんな伊勢神宮のお膝元で200年以上も味噌や醤油の醸造元として商いを続けてきたお店があります。1816年創業の糀屋です。

糀をもとにした発酵食は、「点滴に匹敵する」と言われるほど身体に嬉しい食文化。とはいえ、手軽に取り入れることは難しく、人々の食生活との関係は希薄になりつつあります。糀屋では、培った発酵技術や文化を時代にあう形で受け継ぎ、広めていこうと、ラーメン・パスタ・スイーツなどの新商品開発を積極的に行っています。

新商品の中でも「糀ぷりん」は、糀屋が古い蔵を活用して経営するパスタ屋で提供されてきたドルチェメニュー。糀の伝統を大切にする職人の反対意見がある中、「若い世代にも昔ながらの発酵食のよさを届けたい」という強い想いで、周囲を説得しながら開発を進めた思い入れのある一品です。

選りすぐりの牛乳やクリーム、伊勢の平飼い卵、「日本の名水100選」に選ばれた宮川の名水、地元三重県産のコシヒカリなどを採用して作りあげたプリンは、まさに上質の塊。伝統を繋いできた職人たちの想いが詰まった糀に、ぴったりな厳選素材を使用したプリンは、なめらかな舌ざわりととろ～り食感が魅力です。

醤油や糀をアピールするのではなく、あくまで隠し味にとどめ、本当に美味しいプリンを目指しました。

砂糖の量を減らし、たっぷりの甘こうじを使用することで自然な甘味に仕上げました。またコクのあるたまり醤油を加えることで、たまり醤油の成分であるたんぱく質が糀の働きでアミノ酸に変化し、深い旨みを生成。糀屋プリンならではの美味しさを生み出しています。

プリンとしてのおいしさや、パッケージのかわいらしさ、そして伊勢らしさが話題となり、多くのメディアに取り上げられています。

増え続ける人気に対応するため、「糀ぷりん」専用の工場を新設し、プリン専用の店舗や通信販売をスタート。さらにはアジア圏の展示会などで高評価を得るなど、海外展開にも積極的です。

2023年夏には、米糀を一から自分たちの手で作るべく、糀工場を新設。「糀をより身近に感じていただきたい」との想いから、外から製造過程が見れるよう設計を工夫しました。

製造日から約2週間と日持ちするため、お見舞いのシーンなどギフトづかいにも喜ばれています。老舗の熱い想いが込められた「糀ぷりん」をぜひ一度ご賞味ください。