福岡 ちまき専門店 竹千寿の笹ちまき

福岡のちまき専門店「竹千寿」が考案した人気商品「笹ちまき」シリーズ。なかでも「笹ちまき 鰻」は、薩摩川内の鰻を贅沢に使用し、ご飯にしみ込んだ特製の鰻ダレと昆布出汁がたまりません。個包装で冷凍保存ができるうえに、電子レンジで簡単にお楽しみいただけます。鰻の香ばしさと熊笹の優しい香りが楽しめる一品は、ギフトにも喜ばれています。

福岡県福岡市と北九州市のちょうど中間に位置する宮若市は、盆地ならではの寒暖差や良質な水から、豊かな農作物がとれる地域。そんな地で九州の美味しい食材をちまきやおこわに込めて販売する人気店「竹千寿」。

爽やかな香りの真竹に、もち米と具材を入れて炊き上げる「竹ちまき」は、創業者が趣味で手づくりしていたおすそ分けの品。それが近所で評判になり、「いつか商品化して世に出したい」という夢になったのだそう。

仕出し屋で6年間経営を学んだのち、ついに2012年にちまき専門店「竹千寿」をオープンしました。

「古代の日本や中国で竹にご飯を入れて神様に供えていた」という言い伝えはあるものの、「竹ちまき」という料理を明確に定義するものはなく、まさに創業者のオリジナル。

竹のサイズやご飯の量を試行錯誤しながら2～3年がかりで、冷凍保存＆電子レンジで簡単調理ができる理想の竹ちまきが完成。

福岡県で開催された展示会に出品すると、話題性と縁起のよさからお歳暮の贈り物として注目を集めました。瞬く間に人気が全国各地へ広まっていくと、「贈り物にぴったりの竹ちまきの他に、もっと気軽に日頃から食べられるものが欲しい」との声が寄せられるように。15種類のラインナップがそろう「笹ちまき」シリーズを誕生させました。

竹千寿の人気の背景は、厳選素材と丁寧な手造り製法。熊本県産のもち米をはじめとした、九州や国産素材を使うこと、宮若市の美味しい井戸水を使って炊き上げること、うるち米などを混ぜずもち米100%にこだわることなど、作り手の温かさが伝わる工夫が込められています。

厳選した食材の “ 素材の味が生きる味付け ” を心掛けているのも重要な要素の1つ。 ちまきに入れる食材との相性を見ながら、昆布出汁・椎茸の出汁・かつお出汁・混合出汁のどの出汁を合わせるかを吟味。ちまきごとの味付けを考案。

水につけたもち米を水分がなくなる限界まで炒めてから調味料と合わせる一手間は、お米にしっかりと味を入れ込むための工夫。機械を使うことなく、地元のお母さんたちの手で優しく丸め、空気がほどよく残ったふんわり食感に仕上げます。

ご家庭用に誕生した笹ちまきシリーズですが、鰻の養殖が盛んなことで知られる薩摩川内の鰻を使用した「笹ちまき 鰻」は、お取り寄せグルメや大切な方への気軽な贈り物にもぴったり。

脂乗りのいい薩摩川内鰻の蒲焼を、特製ダレと昆布出汁で炊き込みました。鰻の香りと味がしっかりと染み込んだご飯に、温めるとふんわりと立ち上がる優しい熊笹の香り、もち米100%ならではの甘みと腹持ちのよさが人気の一品です。

個包装で冷凍保存＆電子レンジ調理ができ、炊き立てと変わらぬ美味しさをお楽しみいただけます。朝食やおやつ、お夜食としてぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。