福岡 太宰府名物 梅ヶ枝餅 やす武本店

太宰府をめぐる
「さいふまいり」名物
梅ヶ枝餅 福岡・やす武本店

九州 ・福岡の代表的な観光地である太宰府天満宮の名物 梅ヶ枝餅。小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、鉄板で餅の表面に梅の刻印をした焼餅は、「さいふまいり」のお土産として古くから愛される太宰府名物。パリッとして香ばしい焼きたての風味をお楽しみください。

学問の神をまつる、太宰府天満宮

  • 学問の神をまつる、太宰府天満宮
福岡の中西部に位置する太宰府市は、奈良時代から平安時代にかけ九州の政治・経済の中心地として繁栄してきた場所。学者や政治家として活躍した藤原道真公が、無実の罪で左遷されたのちその生涯を終えた地でもあります。

道真公の墓所には太宰府天満宮が建立され、今日まで “ 学問の神様 ” として大切に祀られてきました。その門前町として発展を続けてきたこの地域は、江戸時代に流行した「さいふまいり」を楽しむ人々で賑わい、今日でも初詣や合格祈願などで毎年約1000万人もの参拝者が訪れる、九州を代表する観光地の一つとなっています。

「さいふまいり」名物・梅ヶ枝餅

  • 「さいふまいり」名物・梅ヶ枝餅
太宰府観光にはなくてはならない名物の一つが「梅ヶ枝餅」。平安時代、大宰府に左遷され罪人同然の扱いを受けていた菅原道真の様子を見かねた浄妙尼という老婆が、梅の枝に餅をさしてこっそり渡したことが由来とも言われる焼餅は、薄い餅の生地で小豆餡をくるみ、餅の表面に梅の焼印が入っているのが特徴。

「さいふまいり」で全国から太宰府に旅人が訪れるようになった江戸時代から現代まで、太宰府天満宮参拝の風物詩として親しまれています。

参道に並ぶ梅ヶ枝餅を食べ歩き

  • 参道に並ぶ梅ヶ枝餅を食べ歩き
太宰府天満宮へと続く全長約400メートルの参道には30軒以上の梅ヶ枝餅店が建ち並び、参拝客の多い時期には焼きたての梅ヶ枝餅を頬張りながら「さいふまいり」を楽しむ人々で溢れます。

基本的に小豆・砂糖・塩・もち米・うるち米という、シンプルな材料だけでつくられる梅ヶ枝餅ですが、あんこの粒の具合や甘さ加減、焼き方や焼き具合などは店ごとに異なり、個々の店舗で世代を超え味を守り続けています。

店先で味わう焼きたての梅ケ枝餅は外がパリッと香ばしく、時間が経つと皮が柔らかくなりもちっとした食感をお楽しみいただけます。

パリッと香ばしい焼きたての風味

  • パリッと香ばしい焼きたての風味
冷凍で届く梅ヶ枝餅を、ご家庭で手軽に焼きたての味に再現する方法をご紹介します。

まずは凍っているお餅をフィルム包装のまま電子レンジ600Wで表裏30秒ずつ加熱し、もっちり食感の梅ヶ枝餅に。そのまま食べても十分美味しいのですが、そのあとひと手間加えるのがおすすめ。

フィルムを剥がしてオーブントースターでお餅がふっくらするまで焼き戻し、パリッと香ばしい焼きたての風味をお楽しみください。オーブントースターの代わりにフライパンを使うのもオススメです。

株式会社 やす武

鎌倉時代より「宰府六座」と呼ばれる商家の一族として地域経済の発展に貢献してきたお店。門前町に並ぶ店舗では、“ さいふまいりのおもてなし ” という理念のもと、上質なしつらえで参詣客をもてなし、上品な甘さの餡ともちっとした食感の良い皮が特徴の梅ヶ枝餅を提供。太宰府の歴史と文化に敬意を払い、末永い地域貢献を目指します。
【所在地】福岡県太宰府市宰府2-7-16