京都 宇治抹茶の和菓子「林屋久太郎商店」


お茶が主役の抹茶スイーツ
林屋久太郎商店
「京・宇治どら焼き」

袋を開けた瞬間に漂う抹茶の香り。口に広がる宇治抹茶のほろ苦さと、絶妙なバランスに練り上げられた餡の甘み。抹茶本来の味わいを手軽に楽しめる林屋久太郎商店の「京・宇治どら焼き」は、個包装で手土産にも喜ばれる一品。宇治の老舗茶屋が本格抹茶の味を届けたいという一心で完成させた自信作です。

急須で淹れるお茶の味を伝えたい

  • 急須で淹れるお茶の味を伝えたい
2006年に京都府宇治市に設立された「林屋久太郎商店」は、抹茶スイーツのパイオニア。お茶栽培や製造、商品企画、店舗プロデュースなど、30年以上も宇治茶に携わってきた代表の林屋和成さんが「時間をかけて煎れるお茶の味わいを思い出していただければ」とスタートさせたお店です。

2003年に京都宇治の老舗「上林春松堂」の協力のもと、宇治抹茶が主役の洋風和菓子抹茶スイーツを販売する自社ブランド「茶游堂」をスタート。

利便性が魅力の缶やペットボトル入りのお茶商品に対し、日本人が大切にしてきた “ 急須で淹れるお茶文化 ” も大切に伝えたいと「お茶が主役のお菓子」づくりを行っています。

「抹茶」が違う、抹茶スイーツ

  • 「抹茶」が違う、抹茶スイーツ
近年、世界的な人気の広がりを見せる抹茶スイーツですが、着色料や香料を使用し、本来のお茶の風味とはまったく異なる商品が抹茶スイーツとして出回っているのも事実。明確な定義が確立されていない抹茶を逆手に取った状態が続いています。

お茶屋が扱う本来の抹茶とは、栽培から製茶までこだわりの方法で、独自の旨味や甘みを凝縮させたもの。広大な茶園に20日ほど覆いを被せて遮光する被覆栽培により育てた、旨味の多い柔らかな新芽を摘み取ったあと揉まずに碾茶炉で乾かして、石臼挽きなどで丁寧に挽いたものを指します。

「食べるお茶」がコンセプト

  • 「食べるお茶」がコンセプト
丁寧につくられた抹茶は、お湯で抽出せずにそのまま食べてもおいしいのが特長。煎茶・玉露・番茶などを粉にしたものとは異なり、口に含むだけで深い味と香りが広がります。

本格抹茶は、最低でも1kg5000円以上する高級品。京都の呉服屋などでは、 “ 最高位のおもてなし ” として供されてきました。

そんな “ 食べるため ” に作られた本来の抹茶を贅沢に使用したスイーツは、他の抹茶スイーツとは異なるおいしさです。

個包装が便利な京・宇治どら焼き

  • 個包装が便利な京・宇治どら焼き
アイスクリームやロールケーキ、わらびもちやくずきりなど、あえて定番の和洋菓子を取り揃える林屋久太郎商店。お菓子毎に抹茶のブレンドを調整するのもお茶屋ならでは。「多くの方が知っているお菓子に、本格抹茶が加わったらどんな味になるんだろう」とワクワクながら、の味を楽しんでいただきたいのだそう。

数ある商品の中でも、個包装で手土産にもぴったりな「京・宇治どら焼き」は、袋を開けた瞬間、お抹茶の濃厚な香りが広がる一品。口に入れると、抹茶のほろ苦さと餡の甘味がベストバランス。抹茶の苦味を上手く効かせ、甘すぎず、食べたあとに喉が渇きません。

「スイーツで宇治抹茶の味を知っていただいたら、お作法などは気にせず抹茶を楽しんでいただければ」と語る林屋代表。抹茶スイーツから広がる日本茶の世界を、ぜひお楽しみ下さい。

株式会社 林屋久太郎商店

2006年に設立された、宇治抹茶スイーツの先駆者。「食べるお茶」をコンセプトに宇治抹茶スイーツや香り豊かな宇治茶商品の開発・販売を行う会社。定番でありながらも、抹茶のエッセンスが凝縮された宇治抹茶スイーツは、多くのお客様から「流石!」の声が届く逸品です。
【所在地】京都府宇治市六地蔵奈良町56 ヤマムラビル1階