佐賀県呼子の松浦漬本舗 鯨の珍味「松浦漬」
佐賀・呼子
伝統の味
鯨・松浦漬
佐賀・呼子の名物「松浦漬」は、日本五大珍味の一つに数えられる一品。鯨の軟骨「かぶら骨」を細かく刻み、ほんのり甘い酒粕に漬け込んだ松浦漬は、なめらかでクリーミーな酒粕の風味と鯨のコリコリ食感が特長。酒の肴やご飯のお供におすすめです。創業以来、一子相伝で伝わる伝統の味をぜひお試しください。
“捕鯨の町”佐賀・呼子の名物
佐賀県唐津市にある呼子町は、江戸時代から明治初期にかけて捕鯨で栄えた町。
鯨のすべてを大切に利用してきましたが、「かぶら骨」と呼ばれる鯨の軟骨だけは、刺身のつまとして用いるほか使い道がなかったのだそう。
“無駄なものはない。大切にしよう”という想いから、松浦漬本舗の創業者はかぶら骨の酒粕漬を考案。近所で評判となり、明治40年から「松浦漬」として販売。佐賀・呼子の名物として、日本五大珍味の一つに数えられる一品となりました。
鯨のすべてを大切に利用してきましたが、「かぶら骨」と呼ばれる鯨の軟骨だけは、刺身のつまとして用いるほか使い道がなかったのだそう。
“無駄なものはない。大切にしよう”という想いから、松浦漬本舗の創業者はかぶら骨の酒粕漬を考案。近所で評判となり、明治40年から「松浦漬」として販売。佐賀・呼子の名物として、日本五大珍味の一つに数えられる一品となりました。
一子相伝、門外不出
開発当初は、保存がきかず造っては捨てる日々。酒粕ならではの風味を保ちながら長期保存ができる“特別な製法”を発見するまでには長い歳月と労力がかかりました。
熟練の職人たちが「かぶら骨」を細かく刻み、長時間水にさらして酒粕に漬け込む。創業以来、130年続く工程のほとんどが手作業です。
最後の仕上げは、社長だけに許された仕事。創業者は、製法の流出を一切禁じ一子相伝、門外不出の味として、子孫に受け継ぎました。
熟練の職人たちが「かぶら骨」を細かく刻み、長時間水にさらして酒粕に漬け込む。創業以来、130年続く工程のほとんどが手作業です。
最後の仕上げは、社長だけに許された仕事。創業者は、製法の流出を一切禁じ一子相伝、門外不出の味として、子孫に受け継ぎました。
豊かな風味と軟骨の歯ごたえ
松浦漬の魅力は、酒粕の風味豊かな味わいと「かぶら骨」特有のコリコリ食感。
銘酒の郷、広島・西条から取り寄せた酒粕を踏みしめ、寝かせ、熟成させると日本酒のツンとした香りが抑えられ、酒粕が苦手な方でも食べやすい風味に仕上がるのだそう。
丁寧に濾した酒粕は、クリーミーでなめらか。コリコリした軟骨の歯ごたえと相性がよく、やみつきになる味わいです。
発売以来、昭和26年の農林大臣賞をはじめ数々の受賞歴をもつ「松浦漬」は、呼子の銘産品として愛されています。
銘酒の郷、広島・西条から取り寄せた酒粕を踏みしめ、寝かせ、熟成させると日本酒のツンとした香りが抑えられ、酒粕が苦手な方でも食べやすい風味に仕上がるのだそう。
丁寧に濾した酒粕は、クリーミーでなめらか。コリコリした軟骨の歯ごたえと相性がよく、やみつきになる味わいです。
発売以来、昭和26年の農林大臣賞をはじめ数々の受賞歴をもつ「松浦漬」は、呼子の銘産品として愛されています。
呼子の珍味で捕鯨の町を知る
日本五大珍味といえども、佐賀県以外に流通することが少なかった「松浦漬」。地元では、酒の肴やご飯のお供、お茶漬けなどとして愛されてきました。
鯨肉はもちろん、骨やヒゲ板まですべて捨てることなく利用してきた日本人。「もったいない」から生まれた呼子伝統の味を知ることで、日本の捕鯨やそれを支えてきた人々に想いを馳せる。そんな体験ができるかもしれません。
鯨肉はもちろん、骨やヒゲ板まですべて捨てることなく利用してきた日本人。「もったいない」から生まれた呼子伝統の味を知ることで、日本の捕鯨やそれを支えてきた人々に想いを馳せる。そんな体験ができるかもしれません。
有限会社 松浦漬本舗
明治25年創業。「松浦漬」をはじめとする、海産物の加工・販売を行う会社。「託味伝心」をモットーに掲げ、商品を通し贈り手の「思い」を受け取る方に届けること、そのために心をこめて作りあげることを大切にしています。呼子でしか味わえない「松浦漬」の伝統を守り、全国へと発信しています。
【住所】佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦5番地
【住所】佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦5番地