宮城 陣中 仙台名物「牛タン丸ごと一本」

厚切りの牛タンを秘伝のタレで熟成して旨味を引き出した、仙台のご当地グルメ 仙台牛タン。中でも多くのメディアで取り上げられる「陣中」の牛タンは、「こんなに美味しい牛タンは初めて！」と高く評価されるうわさの一品。タンの3つの部位を一度に堪能できる「牛タン丸ごと一本」シリーズが、ギフトにも喜ばれています。

2001年に宮城県仙台市にオープンした仙台牛タンの専門店「陣中」は、職人が「店で焼く」スタイルが主流だった仙台で、贈答にも使い勝手の良い “ 箱入り ” 牛タンを全国で初めて誕生させたお店です。

この実現に欠かせなかったのが、焼くだけでプロの味を生み出す調味技術と、牛タンならではの食感を生み出す和の包丁技。噛みやすさを追求した “ 目入れ ” や、心地よい噛み応えが楽しめる7〜10mmほどの厚切りスライスは、今では多くのお土産用の牛タン商品に採用され、仙台牛タンの価値をさらに高めるものとなっています。

「陣中」の調味技を集結させたものが、業界でも最長と言われる「162時間の2段階熟成」というプロセス。

牛タンの塊肉を丸ごと特製塩麹ダレに漬け込み、約72時間かけてじっくりと味を馴染ませ、さらに90時間ほどかけて低温熟成。麴菌の働きで肉の旨みを引き出し、柔らかくふっくらジューシーに仕上げます。

原料の選定から、漬け込み・熟成・パッケージングまでの一連のプロセスを自分たちの手で行うことを大切に、仕入れから完成まで約3週間かけ理想の食感と味わいを生み出します。

牛タンは、全体の4割しか食用できない高級食材。日本人に馴染み深いマグロと同様に、部位により味や価格が異なるため、部位にあった食べ方を紹介することで牛タンの愉しみを広げていただきたいと考えています。

「陣中」では、タン元からタン先にかけて高級な順に6つの部位に分け、それぞれを霜降り上タン元・霜降りタン元・タン中元・タン中先・タン先・タンさがりに分類。

牛1頭につき1枚しか取れない霜降り上タン元は、最高級商品に。霜降りタン元からタン中先までの上質な部位は「牛タン丸ごと一本」に、タン先やタンさがりなどの部位は「具の9割牛タン 仙台ラー油」など、部位に適した商品を生み出しています。

各種商品の中でもおすすめしたいのが、3種の部位が一度にお試しいただける「牛タン丸ごと一本」シリーズ。成牛を使った「牛タン丸ごと一本 塩麹熟成」と、ヨーロッパで「ミルクフェッドヴィール（ミルクで育てられた仔牛）」と呼ばれる特別な仔牛のタンを使用した「仔牛の牛タン丸ごと一本 塩麹熟成」の2種のラインナップがあり、高級感と話題性でギフトにも喜ばれています。

根元に近い「タン元」は、霜降りが入って最も柔らかくジューシー。脂身と赤身の絶妙なバランスが楽しめる「タン中元」、そして赤身部位の「タン中先」のコリコリ食感をお楽しみください。

珍しい仔牛の牛タンは、プリプリ食感とほんのり香るミルクの風味が魅力の一品。話題になること間違いなしです。